【取材レポート】小杉湯夏至祭の特別イベント〜中編〜

前編に続き、中編をお送りします!
特別イベントが目白押しの小杉湯夏至祭の最終日。

ランチイベントは女湯で開催されるとのこと、番台の方に念入りに「本当に、いま、入っても大丈夫ですか?」と確認して、いざ女湯へ!

 

 

おぉ!
洗い場にセッティングされた、色鮮やかなフィンランドランチ!!

プロデュースは、荻窪で人気のフィンランドCafe「キエロティエ」さん。

荻窪〜高円寺ということで、都内を走る路線の中でもひときわ濃ゆいと有名な中央線の連帯感が感じられました。

ランチイベントの司会は、塩谷歩波さん。
いつもはカラダを洗う銭湯の浴場に設置された長テーブルとランチメニューの光景に圧倒されてなのか、なかなか一歩を踏み出されない皆さんに着席を促される場面も。

そうですよね、男性来場者にとっては、ただでさえ緊張する「女湯」。

しかもそこで、ご飯を食べるという。
はい、緊張を通り越して、もはや逆に楽しい予感しかありません。

無事全員が着席したところで、「kippis(キッピス)」の掛け声とともに、ランチイベントがスタート!

ストライプ模様のドレスの女性は、この後トークイベントにもゲストで登壇する、Laura Kopilow(ラウラ・コピロウ)さん。
東京・南麻布のフィンランド大使館の商務部で、ファッション・ライフスタイルを担当されてます。
早稲田大学に留学していたときは、高円寺に住んでいたんだとか!当時から、小杉湯に通っていたという、言わば常連さんの一人です。

北欧を代表するハーブのひとつ、Tilli(ティッリ/ディル)。
エキゾチックな香りがクセになります。魚料理には欠かせないハーブで、サーモンのスープに添えられていました。

 

こちらも、トークのゲストとして登場するこばやしあやなさん(中央の笑顔の女性です)。
拠点がフィンランドなので、今回のイベントは一時帰国中に参加されているそう。

フィンランドの公衆サウナと日本の銭湯の相関性に関する修士論文が、フィンランド・ユヴァスキュラ大学の全学代表論文に選ばれたという、サウナマニアを通り越して、サウナ研究者な方。
でも、そんな肩書きを感じさせない、すごくフレンドリーな語り口が印象的でした。

ランチ&交流会というテーマだったので、参加者の皆さんもランチを食べながら、楽しく2名のゲストの方、また塩谷さんともお話し。
いや〜、銭湯での食事会、いいな〜。

 

私たち、サウナメディアも含め、会場には「PRESS」パスを首から下げた方が数名。
勇み足気味にご挨拶したところ、幸運にもビッグネームに会えました!

 

サウナメディアでも(勝手に)取り上げさせていただいたことのある、「東京銭湯(TOKYO SENTO)」の新編集長(7月1日から)、木村衣里さん!

他媒体の宣伝になると言われても、これだけは断言せずにいられません。
東京銭湯(TOKYO SENTO)」、めっちゃいいです。便利です。色んな銭湯の情報を見てるだけで楽しいです。

 

木村さんによれば、7月からの新体制では、さらに魅力的なコンテンツが増えるとのこと。
楽しみです。

 

さて、店内で色んなイベントが進行してましたが、野外でも祭が繰り広げられていました!
朝から雨を降らせていた雲は祭の熱気で吹き飛ばされ、空には太陽が!!

 

人が乗っちゃってます、サウナトラック
愛すべき、DIY野郎たちによる、素晴らしき、モバイルサウナ。
サウナー(サウナ愛好家のことですね)たちは、どこかブッ飛んだ感じがあるのですが、いつでもどこでも誰でも、手ぶらで気軽にサウナを体験できるように、開発したとのこと。
イベントでも、大人気でした。

こちらは、北欧好き御用達のハウスメーカー「スウェーデンハウス」さんの三重ガラス窓の断面サンプル。
今回はフィンランドの夏至祭がテーマの祭でしたが、お隣ですからね、スウェーデン。

ありました!
ヴィヒタ!白樺の葉や枝を束ねた、サウナグッズです。薪ストーブやサウナグッズを多く取り扱う、メトスさんのブース。

 

こちらには、密かなブームになりつつある、サウナハットも。

最近、色んな媒体で見かけるので、てっきり由緒あるアイテムかと思っていたのですが、前出のラウラさんに聞くと、「フィンランドでは、まず見かけないです。きっとどこかのフィンランド人が遊びで被っていたものが、誤って広まってしまったのではないでしょうか。基本的に男性が室内で帽子を被るのはマナー違反ですので…」というお言葉。

この非売品のハットなんて、デザインも可愛くて、面白いですけどね?!
フィンランドでは被らない方が無難とのことで、日本独自のサウナ文化として発展していく可能性が見込めます。

さて、お次は。

出ました!テントサウナ
蒸気が逃げてしまうのでは?と心配性の編集部員はテントをめくることができなかったのですが、中からは楽しげな声が。
このあと、テント内でのサウナヨガもやったようです!

 

こちらは全国のサウナーたちの間で話題の、日本最大のサウナ検索サイト「サウナイキタイ」さん。
サイトには、全国4420件のサウナ施設を掲載中。

 

4420件!?

 

すご過ぎです。都内はもちろん、地方に出張する際などに大活用しそうです。
その土地土地のサウナを訪ねるのって、サウナーには堪らないですからね。
そうそう、かの有名な静岡の「サウナしきじ」の情報も、もちろん載っています。
今回のイベント中、そこかしこでサウナーたちが「しきじ!しきじ!」と話題にしていました。しきじさんの知名度、相当ですね。というか、やはりサウナーたちが集まっているってことですね。このイベントに。

 

こちらの可愛らしいアイテムは、28億年前のフィンランドの石を使ってアイテムを作るHUKKA DESIGNさんのもの。この石、ソープストーンという名前だそうです。

つるっつるなんですが、しっとりとした肌触り。マッサージに使ったり、雑貨としてお部屋に飾ったり、フィンランド好きの間でじわじわと人気が広がっている模様。

 

あぁぁ〜!!もっと他にも色んな見所やツッコミどころが沢山あったのですが、時間が足りない!
そうこう言っているうちに、店内でのトークイベントの準備も整ってきたようです。

この続きは、後編で!

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